小児歯科医が教える子どもが「仕上げ磨きを嫌がる」ときのコツ

仕上げ磨きをお子さまが嫌がってお困りの方はたくさんいらっしゃしと思います。

歯磨きの時間、仕上げ磨きの時間になると、

  • 今日は出来るかな・・・
  • また嫌がって泣いてしまったらどうしよう・・・

などなど・・・

多くの方が日々のお子さまの歯ブラシ・仕上げ磨きにストレスを感じているようです。

今回は歯ブラシ・仕上げ磨きを嫌がってしまう低年齢のお子さまへの仕上げ磨きの考え方や、コツなどをご紹介できればと思います。

なぜ仕上げ磨きを嫌がるのか?

お子さまが2歳以下の場合は、まだまだ年齢的な発達の意味合いで歯ブラシぐらい不快なことを我慢したり許容できたりする年齢ではないことを是非知っていただきたいです。

例えるなら…
6か月のお子さまが歩けなくてもそれをストレスに感じる方はいないと思います。

それと同じような意味合いで2歳以下のお子さまは仕上げ磨きを嫌がることが多いです。

仕上げ磨きの考え方、とらえ方

上記のように2歳以下のお子さまは高い確率で歯ブラシを嫌がります。

高い確率でできないことにて対してお母さんが毎日

「今日は泣かずにできるかな?」

とストレスを感じる必要性がそもそもないことを知っていただきたいです。

少し悪い言い方をすると、低年齢のお子さまは

「どうせ泣くので泣かせない努力をする意味がそもそもないですよ~」

泣かせない努力をするぐらいなら、泣いている状態でどのように歯ブラシをするか?

に重点を置いて仕上げ磨きをしてもらった方が気持ち的にも絶対楽になると思います。

泣きながら歯ブラシをやっても歯ブラシが嫌いになることは少ないです。

歯ブラシは泣かずに上手にできるようになるというよりは、

「泣きながらやっているうちに仕上げ磨きをされることをあきらめてやらしてくれるようになる!

この考え方をもって仕上げ磨きに取り組んでいただくと3歳以上にお子さまがなった時にすごく楽になると思います。

3歳未満の仕上げ磨きのやり方

3歳未満の嫌がるお子さまの仕上げ磨きのやり方はこちらの動画を参考にしてみて下さい。

まとめ

お子さまが小さいうちは、そもそも仕上げ磨きを嫌がるのは当たり前の事なのです。

嫌がる事を気にしてストレスに感じてしまう必要はありません。

それよりも、泣いているお子さまにどうやって仕上げ磨きをやるのか?

に重点を置いて仕上げ磨きを行って下さい。

仕上げ磨きは大変な一日のイベントだとは思いますが、少しでも保護者の方の仕上げ磨きの手助けになれば幸いです。

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