大切なお子様が産まれるといつから歯医者さんにつれていけばいいの?と気になりますよね?
- 歯が生えてきてから?
- そもそも定期検診って意味あるの?
など様々な悩みが出てくると思います。
今回はお子様の定期検診・歯医者さんにいつから行けばいいの?
という疑問についてお話しようと思います。
歯医者さんっていつから行けばいいの?
小児歯科の分野に限ってみても、お子様の出産前にお母さんに歯医者さんに1度来てもらった方がいいと思います。
なぜなら、歯周病菌や虫歯菌はお子様に垂直感染すると言われているため、出産前からお母さんの口腔内ケアや出産後のケア計画が必要です。
乳幼児は生後3〜6ヶ月で1度検診をおすすめしています。
しかし、その前に
- 哺乳時の注意点
- 歯が生え始めた時のケア
- 離乳食のすすめかた
などお母さんに知っておいて欲しいことが沢山あります。
なので、お子様が泣いていて連れてきにくい場合は、お母さんだけでも相談に来ることをおすすめします。
なぜ定期検診に行くの?
インターネットの普及により、欲しい情報はすぐに手に入るようになった反面、自分が興味ない情報は極端に少なくなりました。
専門家の意見を聞いて今後大人になるまでの基礎を作っていく必要があります。
- 食事の仕方
- 歯の磨き方
- 歯科医院に来るという習慣
など、面倒なことも沢山ありますが、良い習慣を獲得しもし悪いことがありそうなら未然に防げるように経過を見ていくことが必要です。
歯は悪くなってから治そうと思っても、子供の場合うまく治療させてくれなかったり、歯が弱い(小さい)ため病気が進行しやすく、治療が困難な場合があります。
早い段階から対策を行うことが大切です。
お母さんが気づいてからでは手遅れの場合も多いので、しっかりと歯科医師に管理確認してもらうことが大切です。
また、お子様が
- 歯医者さんの空間
- 歯医者さんに来ること
- スタッフ
に慣れることも必要です。
現代の歯科診療所は治療行為をするところから未然に防ぐ予防処置や継続管理していくメンテナンスなど、悪くなる前(悪くならないよう)にしていく所に代わって来ています。
小児歯科ではさらに重要度が高く維持管理時には悪くなりそうなところを早めにケアすることにより重篤化を防ぎます。
大人との違いは成長過程にあることにより、急激に状況が変化していきますので、変化に対応しその子に合ったケア・指導が必要になりますので1ヶ月に1回お口の状況を確認させていただきたいので、月1回の来院をおすすめしています。
定期検診に行くことのメリット
小さい頃から歯医者さんに通うことにより、
- 通院の習慣をつける
- 変化を確認できる
- 病気や癖の重症化の防止
- 予防
- 歯の強化
- 知識の精査
- 習慣改善による歯並びの改善
- 将来的な治療費の低下
- 他の病気を未然に察知できる可能性
- 成長具合を口腔内から考察
など様々なメリットがあります。
さらに、良い習慣をつけることにより、
- 健康促進
- 集中力の向上
なども見込めます。
まとめ
まずは妊娠がわかったら、お子様にお母さんより垂直感染を防ぐために出産前にお母さんの口腔内のケアを行いましょう。
また、出産後3〜6ヶ月頃に1度ご来院頂き歯が生える前に事前に歯が生えたときの対応を相談して頂くことをおすすめします。
お子様が泣いて難しい場合は、お母さんだけでも構わないので1度ご相談下さい。
定期検診に通うことにより、虫歯予防だけではなくその他の病気や生活習慣、歯並びなどの変化に即座に対応でき、更に健康促進や集中力の向上なども見込める為定期検診に通うことをおすすめします。